サンタモニカ、ベニスエリアのビーチに行くと、その都度いつもレンタル自転車を利用していたのですが、近頃ロサンゼルスでは自転車よりもライドシェア電動キックボード「BIRD」が大人気!
ライドシェア・電動キックボード/名前は「BIRD」
Contents
ライドシェア・電動キックボード「BIRD」とは?!
利用可能エリアは、ロサンゼルス全域ではなく、現状はウエスト・ロサンゼルス、サンタモニカ ~ ベニス エリア、WEST Hollywoodエリアにて利用することができます。
電動キックボードの車体に「BIRD」と書いてあるのでとっても目立ちます。
私の住むウエスト・ロサンゼルスでは1年前の2017年はBIRDなんて乗り物は皆無だったのに、ここ最近ほんの1、2カ月でそこら中BIRDだらけに!
街中を歩いていると、こんな感じでそこら中にあります。
ネットでBIRDについて詳細を検索してみたら、BIRDとは2017年末あたりから始まった電動キックボード・スクーターの”ライドシェア”で、現在BIRDがライドシェアしている電動キックボード・スクーターの台数は1000台、現在までに約25万人以上が既にこのライドシェアを利用しているようです!
凄い数!!
BIRDのライドシェアは、現在のところロサンゼルスがメインみたいですが、ITの聖地サンノゼやサンフランシスコ、ワシントン辺りでも利用が開始されているようです。
BIRDは、LYFTとUBERで役員を務めていた人達が立ち上げた ライドシェアサービス らしく、一気にアメリカ主要都市で爆発的に普及しちゃうところがいかにもアメリカですよね。これこそアメリカンドリーム!!
BIRDに出資したCraft Venturesの共同創業者で、BIRDの取締役に就任したDavid Sacksは下記のように話していました。
「私はUBER(ウーバー)を去った後、交通分野の未来についてじっくり考えた。その結果、近距離移動用のEVこそがクルマの利用を削減する最適な方法だという結論に至った電動スクーターは、便利でエコだ。交通渋滞を緩和し、都市を快適にする。電動スクーターは、都市生活を改善する可能性を秘めている。」
BIRDの急速な事業拡大は交通渋滞が深刻なロサンゼルスにとっては本当に便利で最高なサービスだと思います。
同社に出資した投資家たちも、電動キックボード・スクーターのライドシェアサービスの可能性に期待してるからこそ、BIRDはいきなり1500万ドルもの資金を調達できたんだと納得させられますよね。
凄いな~こんな発想!ある人にはあるんだな!!
これがもし日本だったら・・・
道交法の絡みでまず始める前から絶対にNGだど思います・・・。
ライドシェア「BIRD」を利用するにはまず専用のアプリをダウンロードします。
iPhone/android 共にアプリがあります。
ですがここで問題を発見・・・
なんとこのBIRDアプリ・・・アメリカ端末専用なので日本のAPPストアではまだローンチされていないようです。
なのでダウンロードにはアメリカ版Apple IDの取得が現在は必須となります。
※アメリカ版のApple IDの取得方法は、登録してあるメールアドレスとは別の自身のメールアドレスを使い、アメリカApple IDを取得してください。そしてアメリカAPPストアで検索すればアプリは取得できます。
アプリダウンロード後、利用初期登録
利用登録は非常に簡単
名前や電話番号必要事項を画面の誘導通りに登録操作します。
初回利用時のみ自動車ライセンスのスキャンを求められます。当然日本の免許や国際免許だとNG、アメリカの免許証が必須になります。
(アメリカの運転免許証を持っている人が友人にいる人は、初回だけの登録なので借りてスキャンしてしまえばOKです。1枚の運転免許証で何人でもアプリ登録できちゃうます。とにかくアメリカの免許を持っている人の許可があれば乗れるって感じです。こんなゆるーい感じがアメリカあるあるですw)
この、BIRD利用料はAPPストア経由の課金ではなく、アプリ自体にクレジットカードを登録してBIRD直接課金になります。
登録後スグに利用を開始することができます。
アプリを開くとUBERのように、自分の近くにあるBirdが検索できます。
利用可能エリアにいる場合はビックリするくらいBIRDはそこら中にあります。
そしてBIRD は電動なので、利用しようとしているBIRD車体の充電状態をアプリ上で確認できます。
※利用可能時間は早朝4時から夜の9時までです。
実際に乗ってみた!
乗り方
使用するBIRDのハンドルに付いてるQRコードにスマホアプリのバーコードリーダーをかざすと、アプリと連動してロックが解除されて使用開始できるようになります。
右ハンドルのこの黒いのがアクセルです。
利用料金は時間や距離で課金され、事前にアプリに登録したクレジットカードから精算されるので、面倒な清算処理は全くありません。
利用料金は、乗り出しの基本料金が1ドル、あとは1マイルごとに15セントが加算される仕組み、距離を乗らなくてもUNLOCK(解除)した状態でずっと保有していると料金が加算されてしましますので、加算されたくない人は移動が終了したらスグにLOCK(施錠)しましょう。
右にアクセル、左がブレーキ。
1回軽くキックして加速をつけてからアクセルを押すと、ス―――っと走り出します。
シルバーの丸いものはベル。
走り出したら思っていたよりスピードが出て快適です。
最高速度は約20マイル、出足は電動モノにしては穏やかなので急発進の心配はなさそうで安心ですが、ブレーキの効き具合が甘い車体があるので乗り始めはブレーキの確認を必ず行いましょう。
利用を終える時は、アプリ上でロック(END RIDE)操作をしたら終了。使用料金確認画面が出ます。
※万が一、利用しようとしたBIRD車体が故障していたり、不具合(パンクやハンドルがガタガタするなど)を発見した場合はスグにアプリでLOCKすれば料金もかからずキャンセルすることができます。
BIRDは自転車と同じ区分なので自転車レーンを使用可能で、駐車も自転車と同じ場所なので料金もかからずパーキングを探す必要もなく軽い移動や、渋滞を気にすることが無いので世界一の渋滞大国ロサンゼルスではとても便利です。
ただ、利用規約にも記載されていますが、原則としてBIRDの歩道での走行はNGです。
サンタモニカやベニスビーチエリアで歩道をBIRDで走行しているのが警察に目撃された場合切符を切られ罰金を支払わなければならなくなるので注意してください。
BIRD使用後は次の利用者が見つけやすい場所に、歩道をブロックしない状態で放置駐車して終了、基本どこでも乗り捨てOKということです。
ちなみに、
利用しようとしているBIRDが壊れていたり、バッテリーが残り少ない場合はアプリをかざすとこんな表示がでます。
渋滞のひどいビジネスエリアやUCLAエリア、サンタモニカ周辺などは特にメトロとBIRDがあれば車の稼働率が下がり、少しは渋滞も緩和されるかな?!
BIRDの利用は18歳以上からですが、サンタモニカやベニス海岸エリアでは明らかに18歳以下の子供も利用していたりします。近くに親がおるとは思いますが・・・これもまた、ゆるーいアメリカあるあるですかねw
車体の乗り心地は、サスペンションが無くタイヤも堅いので段差などでハンドルに直接反動がくる感じです。
ボード部分は幅も大きさも中くらいのスケードボード程度、安定感は十分。
(5.20.218更新)
BIRD人気の勢いが凄く台数も大幅に更に増えました。そして新型BIRDも登場!
新型BIRDが↓こちら↓
BIRD自体がスッキリした感じ!軸の部分から出ていたワイヤーも無くなっています。
さらに、
ブレーキ(指で押さえている方)が大幅に変化!
自転車と同じスタイルのブレーキから、親指で押すタイプに
スタンドもスタイリッシュな感じになりましたね。
暗闇や雨の時など車体の走行が後続車や周りから分かるように反射ステッカーも張られています。ハンドルブレーキだけではなくて、後輪部分にもブレーキがつきました。
試しに少し乗ってみたら、車体自体少し重くなってタイヤも少し太くなり安定感増量!
スピードは旧型の方が出ていたような気がしますが、中央のモニターに走行速度が表示されるようになったので安全面では随分と改良されたように感じます。
あとこちら!
現行の旧型BIRDが LGBT LA PRIDE 使用モデルとして 台数限定みたいですが街中を数台走っています。
スタンドボード部分と、BIRDステッカーが白ベースに代わっているだけですがなんだか新鮮で限定車両感満載で可愛かった!
もしこの限定BIRDを見つけたらこっちを選ぶべし!
そしてBIRDの台数がとっても増えたことにより、私の住むウエスト・ロサンゼルス エリアではBIRDステーションスポットが非常に増えました。
新型、旧型両方いたるところで目にします。
以前よりか台数が急激に増えたことにより、BIRD争奪戦も減ったみたい。
サンタモニカ/ベニスの海岸エリアでは、アメリカ国外からの観光客はBIRDの利用ができないので相変わらずレンタル自転車を利用していますが、ロサンゼルス市民やBIRDの利用方法を知った人たちは、レンタル自転車より手軽で便利なBIRDの利用者が極端に増えました。
ビーチサイドで止まって休憩していると、「もう使い終わった?」って、BIRDを利用したい人からすぐに声を掛けられるので、ビーチ沿いではBIRD争奪戦!
でも以前よりは台数も増えたので争奪戦も以前より無くなったみたい。
もしビーチウォークでBIRDが見当たらなかったら、ビーチでBIRDを探すよりも、ちょっと離れた場所でBIRDをGETしてから海沿いまで自走していくのがいいかもしれません。
ベニスビーチエリアのちょっと住宅街寄りや、アボットキニー近辺では、サンタモニカエリアよりも、充電が余っているBIRDステーションも結構あります。
最高の気候のロサンゼルス!
ロサンゼルスに来たら、最新の「電動キックボード”BIRD”」
是非試してみてくださいね!(^^)!
そして案外知らない人が多いのを知ったので、こちらの以前書いた記事、
海外旅行や、電波ない場所に行くときに絶対知っておくべきGoogle MAP(グーグル・マップ)の使い方!
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