海外旅行へ行くとき、入国する国によって持ち込み禁止の物がありますよね。今日はアメリカに入国の際に持ち込みが禁止されている物について確認していきたいと思います。
最後に入国の時に使える英語フレーズも一緒に紹介していきたいと思います。
Contents
アメリカへの持ち込み禁止品とは!?
基本的に持ち込みが禁止、制限されているのは食べ物が中心です。細かく具体的に紹介していきたいと思います。
①肉類
②野菜、果物類
③お米
④お酒、タバコ
⑤スナック菓子、ふりかけ、お味噌汁やインスタント食品類
⑥医薬品類
①アメリカに持ち込み禁止されている肉類
✔生肉
✔加工肉(サラミ、ハム、ビーフジャーキー、缶詰類)
加工されている肉類、肉のエキスを含んだ食品も全て持ち込みが禁止とされています。
なので、カップ麺類などにも肉のエキスが含まれている物がほとんどですので、カップ麺やスープ類も持ち込みが禁止とされています。
アメリカでの長期滞在時などで小腹が空いた時用に持って行きたくなるカップ麺などは、どうしても持って行きたくなりますが実は持ち込み禁止とされている物なので注意してくださいね。
何故禁止なのか?
・肉類が持ち込み禁止とされている理由は、狂牛病や鳥インフルエンザの感染が背景にあるためアメリカ国内への持ち込みは禁止とされています。
アメリカの大都市の多くでは、現地の日本食スーパーなどでカップ麺なども多く販売されていますので必要であれば現地で購入しましょう。
②アメリカに持ち込み禁止されている生野菜、果物類
基本的に生野菜、生の果物は禁止とされていますが、肉類とは違い過熱がされている物であれば持ち込みは可能です。
なので日本の美味しいジャムや、ドライフルーツ、缶詰などは持ち込みが可能です。
③アメリカに持ち込み禁止されているお米
お米は少し前まで個人の荷物としての持ち込みはNGとされており、持ち込む場合は持ち込むための届出義務がありました。ですが、現在は食糧法の規制緩和を求める意見が多くなり、個人用のお米の輸出についてのみ届出義務(植物検疫証明書)は免除になりました。
ただし届出義務が免除といっても無制限ではなく、あくまで個人使用が可能な量(約2kgまで)にかぎられますし、もちろんお米を販売目的で輸出する場合などは今までどおり届出が必要です。
ただしお米を持ち込む場合は、税関への申告は現在も必要となります。アメリカに入国する際に提出する「税関申告書」の食べ物の所持の欄は‟はい”と印をつけ、税関の赤ランプの列に並んでください。
またもしも、審査官から提出を支持されたら見せてください。没収されることはありません。無申告で通ろうとすると逆に他にも持ち込み禁止の物を持っているのではと勘繰られ荷物を厳重に検査されてしまいます。
④お酒やタバコはアメリカに持ち込み禁止?
✔お酒
お酒は持ち込み禁止ではありませんが、免税持ち込み範囲があり、アメリカへの持ち込み制限は1リットルまでとなります。(持ち込みは21歳以上)
✔タバコ
タバコは、200本まで持ち込みが可能です。なので一般的なタバコは2カートンまで持ち込み可能となります。
日本からの出国の際は、免税店エリアにアルコールやたばこは沢山販売店がありますので、免税店で購入している方が非常に多いですよね。
⑤お菓子やふりかけ、お味噌汁、インスタント味噌汁などの持ち込み
✔お菓子
お菓子は基本的に持ち込みOK!チョコレートやクッキー、おせんべい等々、お菓子についてはどのような物でも持ち込みは可能です。
✔ふりかけ類
ふりかけには無数の種類がありますが、肉エキスが入っているものでないものであれば持ち込み可能です。お茶漬けの素も持ち込み可能ですよ。
✔お味噌汁、インスタント類
インスタント系のお味噌汁は持ち込み可能です。ですが、トン汁は持ち込めません。
⑥医薬品類アメリカへの持ち込み
一般的な分量(個人で使用する分量程度)であればお薬の持ち込みは問題ありません。
市販されている、風邪薬、胃薬、鎮痛剤などは特に問題ありませんが、特殊な薬(医師から診断されて持ち込むことが必要とされている特殊なお薬など)などを持ち込む場合は、担当医から英語の診断書があると安心かと思います。
通っている病院(医療機関)で有料にて発行してもらえます。
以上が食品類を中心とした、アメリカ国内への持ち込みが制限されている物になります。
観光目的でアメリカへ入国する場合はそこまで詰問されることはありませんが、どんな食べ物を持っているのか聞かれることもあります。
この類の質問は、イミグレーションを担当する係員により聞くか聞かないかは異なりランダムに質問してくる人もいれば、厳しい係員だと全員に確認する人もいます。
なので、万が一質問をされても答えに困らないように準備はしておくとよいと思います。
簡単な持ち込み可能の食べ物の英単語を紹介
・甘いお菓子全般→ Candies
・しょっぱい系のお菓子全般→Snack
・おせんべい全般→Rice cracker
・缶詰の食品→Canned food
・調味料→Seasoning
この程度覚えておけば、持ち込み可能な食べ物の説明はできますよ☆
アメリカへの持ち込み禁止品まとめ
アメリカへの持ち込み禁止品と持ち込みが可能な商品については以上になります。とにかく肉関係の食べ物は‟NG”と覚えておいてください。
もし持ち込んで、イミグレーションを通過できたとしても、受託荷物を受け取るエリアには違法に持ち込んでいる人がいないか麻薬犬ならぬ、食べ物の匂いをかぎ分けうるための専門犬が巡回して回っています。
私の友人はチキンラーメンを持ってきていて犬にかぎ分けられ全て没収、他に食べ物は無いのか検査されることになり別室に連れて行かれ、出国まで結局2時間以上かかってしました。
持ち込む場合はキチンと税関申告書にシッカリ内容を明記しましょう。
せっかくの楽しいアメリカ旅行が台無しにならないように、入国の際余計な心配をしなくても済むようにしておきましょう。